ブログ
成功する間取りの法則とは
注文住宅を建てる際、間取りのイメージは付いていますか?
それとも、提案されるがままに決めてしまいますか?
提案されたものが、自分たちの理想の生活を一致していれば良いですが、
もし一致していなかった場合、なんだかモヤモヤした気持ちになってしまいますよね。
美容院へ行ったときと同じ感覚でしょうか。
イメージしていた髪型をどう伝えたらよいか分からず、ふんわりとした言葉で伝えてしまい、
イメージが美容師さんにきちんと伝わらず、思い描いていた髪型とは違うものに…
そんな経験ないでしょうか。
髪の毛は、ある程度我慢すれば伸びてきますが、マイホームは一生ものです。
そう簡単に変えられるものではありません。
では、どのように自分たちが思い描く家を第三者へ伝えることが出来るのでしょうか。
答えはただ一つです‼
自分たちの理想とする間取りを、自分たちで考えてみること
とはいえ、間取りを考えるってかなり難しいことですよね。
今回は、その際のポイントをお教えします。
≪間取りを考えるうえでのポイント≫
その1.お家のテーマを決めよう‼
ナチュラル・モダン・和モダン・カントリ―・クラシック・インダストリアル・北欧など
一言で『家』といっても、さまざまなデザイン・雰囲気があります。
自分たちはどんな雰囲気の家を求めているのか…
どういうテイストの家で暮らしたいのか…
どんな家具を置きたいのか…
具体的でも構いませんし、ざっくりと和モダンな感じとかでも良いと思います。
その2.暮らし方を考えよう‼
どんな暮らし方がしたいのか。
・家でのんびり過ごす暮らし方
・友人をたくさん呼んでホームパーティを開く暮らし方
・週末はアウトドアが中心の暮らし方
人それぞれライフスタイルは異なります。
必ずそのご家族に合った形があります。
間取りはパズルを組み合わせるだけではありません。
もっと柔軟に、もっと暮らしやすく、もっとあなたらしくあるべきなのです。
普段の生活の中にヒントが隠れているはずですよ‼
そして大切なことがもう一つ
ライフスタイルは常に変化していくものです。
5年後、10年後、15年後、家族がどうなっているのか、
想像しながら間取りを考える必要があります。
その3.土地の特徴を把握しよう‼
この時点で既に土地を所有している場合は、その土地の特徴をまずは把握しましょう。
日照条件・接道・建ぺい率・形・方位など
もっと色々と見るポイントはありますが、それはプロにお任せしましょう。
日照条件によって、どこに一番日を入れた
い場所をもってくるかが変わってきます。
日の取り入れ方も違ってきます。
また、その土地によって建ぺい率が異なりますので、予め確認し、
その土地の何割に建物を建てられるかを認識しておきましょう。
その4.車の置き場所や木を植える場所を考えよう‼
車を敷地内に置けるというのは戸建住宅の特権ですよね。
道路に対して出し入れしやすい場所に置かなくてはならないため、まずは車をどの位置に置くか考えましょう。
お庭を考えている場合は、どの位置にお庭があったらよいか考えておくと、それを中心に間取りを考えやすくなります。
その5.動線を考えよう‼
家の中でじーっとしているわけにはいきませんよね。
毎日無意識に家の中をうろうろしていると思いますが、時間帯ごとに、家族みんながどのように行動しているか思い出してみてください。
これは、家を建てるお施主さんにしか分かりません。
しかし、ここが『暮らしやすさ』に直結する場所になりますので、みんなで行動を書き出してみましょう。
「朝、洗面台のところが渋滞するよね」
「お風呂に入るとき、いちいち自分の部屋に寝巻きを取りに行くのが面倒だよね」
など、さまざまな意見が出てくるはずです。
その気づきが、間取り作りの鍵となりますので、どんどんメモしましょう。
その6.お気に入りをたくさん集めよう‼
住宅雑誌や広告、
InstagramやFacebookなどのSNS上にも素敵なお家がたくさん載っています。
「あ、この間取りいいな‼」
「これ便利かも‼」
と思ったものは、どんどんスクラップしましょう‼
美容室でもなりたいモデルさんの切り抜きを持っていくことありますよね。
切り抜きを見せるの恥ずかしいなぁって思っちゃいますけど、
美容師さん曰く、目で確認できるものがあった方が、イメージしやすくて助かるらしいですよ。
それと同じで、お家も目で確認できるものがあると、プランニングしやすくなります。
何より、話を聞いてカタチにする営業や設計士、プランナーさんにとっては、
お施主さんとのイメージのすり合わせができるので、作りやすくなります。
これまでの6つのポイントを踏まえたうえで、
一度「理想の間取り・理想の暮らし」とは一体何なのか‼
改めて「生活」というものを考えてみると、大切なものが見えてくるものですよ。
大切なものこそ、私たちの生活の中にひっそりと隠れているものです。
是非、その「大切なもの」を探してみてください。