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住宅の新常識?全館空調とは!

 

今年の夏も猛暑が続き、エアコンを設置していない家で、熱中症により死亡してしまうという残念な事故も起きてしまっていまい夏の過酷さを物語っていますね。

昔のように窓を開けて扇風機だけで生活するという生活スタイルでは耐えれなくなってきましたね。。

そこで最近注目されているのが「パッシブ住宅」と「全館空調」です。

今回は弊社でも採用が増えている”全館空調”についてフォーカスしていきたいと思います。

 

1.全館空調とは?

2.どんなメリット・デメリットがあるの?

3.全館空調のメリット

3-1家中どこにいても一定の温度!”夏は涼しく冬は暖かい”

3-2温度ムラがないので身体に優しい

        3-3床暖の役割も??

3-4仕切りや建具を少なくし開放的な間取りにしやすい

3-4室内に壁掛けエアコンがなく、室外機も少ないので見た目がスッキリ

3-6壊れた際のリスクが1台のためリーズナブル

4. 全館空調のデメリット

  4-1思ったほどエアコンが効かない!?

  4-2初期費用・光熱費が高い!?

  4-3間取り制限を受けてしまう!?

  4-4音がうるさい!?

      4-5家族の暑がりさんと寒がりさん

      4-6故障すると全部屋効かなくなる

5.まとめ

 

 

そもそも、、全館空調って何??

全館空調とは、居室だけでなく、トイレや廊下など家全体を冷暖房するシステムのことです。

ダクト式や、床置き式、ダクトレスタイプなど方式があり

ハウスメーカーや建材メーカーなどが各社さまざなま空調システム機器を開発しています。

有名なところですとZ空調やマッハシステム、OMソーラーのパッシブエアコンなどなど、、

機械が大掛かりになればなるほどコストも上がってしまいますが、

間取りや断熱材の制限など各メーカーの比較検討してみても良いですね

 

どんなメリット・デメリットがあるの??

《全館空調のメリット》

メリットは大きく分けて6つあります。

家中どこにいても一定の温度!夏は涼しく冬は暖かい

全館空調にとって、これこそが最大のメリットといえるでしょう。

お風呂から出てきたとき、キッチンで料理しているとき、

家の一か所だけがものすごく暑いものすごく寒いという経験ありますよね。

または一つ一つの部屋は快適だけど、、

一歩そこから出ると温度差があり、身体がダルい。。

でも、猛暑の夏も、廊下に出るもの嫌な冬も、、家全体が一定の温度だったら、、

全館空調であれば、そんな悩みはなくなり快適な暮らしを過ごせますよ♪

例えば、、小さいお子さんがいたり、ペットを飼っているご家庭は、付けたり消したり温度管理が大変ですよね。

ですが、全館空調なら家中を常に一定の快適な温度に保つことが出来るため、

お施主様からは、

『エアコンを気にすることが全くなくなった』いう声も出てきています。

また、私のように低血圧で冬場起きるのが苦手な方も、羽毛布団が要らないほど寒さを感じないので

寒い朝でも寝起きが良くなりますよ。

↑コレが一番のメリットかも

 

 

温度差(上下の温度ムラ)がないので身体に優しい

室内の温度差といえば、家庭内死亡事故で上位にも上がり

特に、冬場にはニュースでもたびたび聞く「ヒートショック」です。

脱衣所や浴室が寒いことで、部屋との温度差が生じ、それによって血圧が上昇。

そして熱い湯船につかることで、今度は急激に血圧が低下してしまいます。

また、お風呂場だけでなく、トイレなどでも起こりやすいとされています。

その数なんと年間19,000人以上の方がヒートショックが原因で亡くなられているそうです。

これは交通事故で亡くなる方の約4倍の数字です。

『行ってらっしゃい気をつけて』が『お帰りなさい気をつけて』にならないように!

高齢の方だけではなく、若い人でも温度差により疲労が蓄積されていきます。

温度差が身体に与える影響は大きいのです。

心臓などに負担をかけないようにすることが、一番の対策です。

 

③床暖の役割も

弊社の全館空調システムは、

床が冷たく底冷えする冬には、暖かい空気を床下に送りそこからゆっくりと室内へ上がってきます。

床下も温めながら暖房しているので底冷えすることがなく床暖のようにじんわりと温まります。

※より効果を感じるためにも新建材フローリング材よりも無垢の床板を推奨しています。

 

仕切りや建具を少なくし、開放的な間取りにしやすい

冷暖房効率の点から、リビングと廊下の間にドアを設けることがあります。

しかし全館空調の場合、どの部屋も一定の温度のため、

間仕切りや室内ドアなどの建具を少なくしても問題ありません。

 

リビングの奥に階段を設けて吹き抜けにするのもオススメです。

つまり、今まで冷暖房効率の問題から諦めていた間取りが可能になるということです。

 

 

室内に壁掛けエアコンがなく、室外機も1台なので見た目がスッキリ

 

通常戸建の場合、各部屋にエアコンを設置するので、室外機が平均5台に。

場所をとるだけでなく、せっかくのこだわった外観が室外機だらけになってしまいます。。

 

全館空調では、部屋の壁にエアコンを付けない為、室内がスッキリとして見えます!

生活感を無くす為にガラリを付けて隠すこともなくなります。

壁掛けエアコンがなくなるだけで、見違えるようにお部屋全体がスッキリ♪

 

 

壊れた際のリスクが1台のためリーズナブル

 

電化製品のあるあるですが、、新築の時に揃えた冷蔵庫やエアコン・給湯器など長期間使用していると

みんな一斉に壊れたりしますよね。

各部屋につけたエアコン5台分を買い替えるとなると、思わぬ出費になります。

壁掛けエアコン一台10万〜20万+取り付け工事費

※LDK20万*1台+各部屋10万*4台+取り付け費=合計約60〜80万ほど

 

全館空調の場合、1台のエアコンで済むため、

故障した際にもエアコン1台分で済んでしまいます。

※弊社採用のエアコンの場合、18畳用1台20万*1台+取り付け費のみ

ただ、この後にも出てきますが、これはデメリットにもなりえます。

 

 

 

メリットがあれば、必ずデメリットもあります。

全館空調も例外ではありません。

デメリットをきちんと理解し、受け入れたうえで使用してもらわないと意味がありません。

そのため、ここではデメリットも包み隠さずお話します。

 

 

 

《全館空調のデメリット》

デメリットは大きく分けて6つあります。

全館空調を採用して後悔した!という声はネットで見ることがありますが、

その原因を探ってみたいと思います。

 

①思ったほどエアコンが効かない!?

ネットでの後悔で一番多く聞く声がこちら。

⑴家自体の性能不足⑵設計のプランニングが一番の原因と考えられますが、、

⑴家自体の気密性能や断熱材をしっかりと施工していない住宅は、

当然ながらその隙間やスカスカな断熱材のせいで効きが悪くなります。

※特に気密や断熱の部分はきちんとした施工チェックや職人のクオリティに大きく左右されます。

弊社では断熱のグレードをG2グレード以上でご提案しています。

 

⑵とにかく大きな窓たっぷりの明るく開放感のあるお家!や、軒ゼロ住宅(屋根がはり出していない住宅)など外の影響を大きく受けてしまうプランの住宅は

夏の暑い日差しを遮ることや、冬の暖かい日差しを取り込むことができず、、

これも当然エアコンの効きが悪くなってしまいますよね。

 

②初期費用・光熱費が高い!?

①に共通する部分が大きいのですが、

全館空調の場合、365日24時間つけっぱなしになるので

光熱費が高くなると思ってしまいがちですが、

しかし、設計(性能含む)によって左右されるため、設計や性能によっては光熱費が安くなることが多いです。

高気密・高断熱住宅により、エアコン本体も効率よく少ない力で済むようになってきました。

建物の換気も効率よく行えるので、熱の循環効率も上がってきました。

それにより、従来よりも初期費用やメンテナンス費用が下がってきています。

※イメージとしては、高速道路を一定の速度でスーーッと走るのと、下道を信号に影響されながら走る車の差が近いかもしれません。

間取り制限を受けてしまう!?

全館空調のシステムによって配管や機械スペースなど

通常の壁掛けエアコンを取り付ける作業とは異なる為、

設計段階で間取りの制限や空気の流れなど検討する必要があります。

 

④音がうるさい!?

全館空調のシステムによって配管や機械スペースなど夜に静かな時間でのフル稼働時のファンの音は気になってしまいます。

寝室などからは離して設置や、空調ボックスへのリターン口をしっかりを取ってあげることがポイントです。

 

⑤家族の暑がりさんと寒がりさん

家族の中でいつも暑い暑いとエアコンをガンガンかけている人。

手足から冷えてしまい寒い寒いと厚着をしてエアコン嫌いな人。

年齢や家族構成などによっても違ってくるかと思いますが、温度調整もエアコン一台になりますので

暑がりさんと寒がりさん両極端の人が家族内にいますとその温度調整の闘いが大変になるかもしれません。

弊社では各部屋毎の吹き出しファンの風量を細かく調整可能にし体感温度を調整したりしています。

暑がりさんはサーキュレーターや扇風機などを利用して対応することもあります。

 

⑥故障すると全部屋効かなくなる

基本的にはエアコン一台で家中の空気を回すので、

故障した場合は、当然のことながら全ての部屋の空調が効かなくなります。。

全部屋にエアコンが付いていれば、例え一台壊れてもそんなに支障はありませんが、

全館空調の場合、1台のエアコンで全てをまかなっているため、故障は一大事です。

こまめにフィルター掃除などメンテナンスや定期点検する必要があります。

 

まとめ

今回はメリット・デメリットにフォーカスしてご紹介しましたが、

デメリットに関しても、捉えようによってはメリットとなりうるものがあります。

また後日メーカー比較などUPしたいと思います。

 

ご自身のご家庭にあてはめ、メリットとデメリット、どちらが多いのか考えてみてください。

「1年中部屋のどこにいても快適に過ごせる」というのは、体にとってだけでなく、精神的にも負担が少なくなります。

 

全館空調を体験したお客様は、外の気温を忘れるほどの快適さだとおっしゃいます。

また、吹き抜けなど開放的な空間が楽しめるのも全館空調ならではのメリットだと思います。

 

是非一度、その快適性を体感してみてください。

きっとエアコンの概念が変わるはずですよ。