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「戸建」と「マンション」 購入するならどっちが良いのか?

 

マイホームの購入を考えたとき、一戸建てを建てるのか、マンションを買うのか、悩む方も多いと思います。

どちらの環境で育ってきたかということも決定の大きな要因となりますし、比較すべきポイントはたくさんあります。

今回はその中でも3つのポイントに絞って、「戸建」と「マンション」を比較してみました。

 

 

Point. 金銭面

 

 

≪両方に共通する費用≫

・契約書の印紙

・登記費用

・信用会社に支払う保証料、融資手数料

・担保設定費用

・火災保険料

・固定資産税

・都市計画税

・不動産取得税

 

≪マンションだけ発生する費用≫

管理費や修繕積立金

管理費とは、掃除やメンテナンス、保険料などに使われます。

修繕積立金とは、大がかりな修理が必要になった際に使われます。

大きな修繕には、住民の会議があり、そこでOKが出ると、この修繕積立金を使って修繕が行なわれます。

 

・駐車場代

 

これらは、住宅ローンを完済した後も支払いが続きます。

管理費と修繕積立金だけでも、月々結構な金額になります。

70㎡の住戸で、目安が 25,000円/ ですので、一年間で30万円の出費となります。

 

 

Point. 生活面

 

 

戸建のメリット≫

・騒音を気にしなくて済む

戸建は建物が独立しているため、上下階や隣への騒音を気にせず生活ができます。

小さいお子さんがいる場合、ジャンプしたり、走ったりと結構音が出ますよね。

戸建だから全く騒音問題がないというわけではありませんが、マンションに比べればはるかに少ないはずです。

 

・間取りが自由に組める

マンションの場合、住む部屋によって間取りが多少異なっていたりしますが、基本的には決まった間取りになります。

部屋だけでなく、収納なども決まった形で使わなくてはなりません。

戸建の場合、ある程度自由が利きます。

収納に関しても、家族の行動に合わせて作ることが出来ます。

 

・庭が持てる

間取りとも関係してきますが、土地の広さによってはお庭を作ることもできます。

家庭菜園をしたり、子供の遊び場として使用したり。

最近のマンションも、屋上を利用して共有菜園などを行なっているところもありますが、

目の行き届くところにあるというのは大きなメリットだと思います。

 

・ペットが飼える

マンションの場合、ペット可の探さなくてはなりません。

ようやく条件の良い場所が見つかったとしても、そこがペット不可の場合、一緒に住むことが出来ないですよね。

戸建であれば、お庭や室内で自由にペットを飼うことが出来ます。

 

・駐車場がある

二台持ちの家庭だと、一年間で10万円弱の出費となります。

しかし、戸建の場合であれば駐車スペースを設けることでそのお金を浮かせることが出来ます。

 

・建て替えやリフォームが自由にできる

マンションのリフォームは専有部分のみです。さらには制約もあります。

しかし、戸建であれば自由度の高い生活が可能になります。

(※工場で組み立てられた箱を重ね合わせるような戸建だとリフォームは難しいですが…)

 

 

≪マンションのメリット≫

・立地が良い

戸建よりもマンションの方が駅に近く、利便性が高い立地に多い傾向があります。

しかし利便性が高い土地ほど土地価格は高くなります。

ですが、マンションであれば一戸あたりの土地代が安くなり、手が届きやすいですよね。

 

・セキュリティがしっかりしている

マンションには監視カメラやオートロックなどの防犯設備が充実しています。

管理人さんが常駐しているところもありますし、直接玄関でのインターフォンではないため、不審者が来ても安心できますね。

人の往来も激しいため、放火や空き巣といった被害も少ないようです。

 

・日当たりや展望が良い

マンションの構造によっても変わりますが、近隣に高い建物がない場所で、中層階・高層階であれば日当たりや展望がとても良いです。

しかしながら、既に建っているマンション出ない限り確認することができません。

ですので、広告の情報やモデルルームの窓の位置などをみて、完成後をイメージする必要あります。

 

・バリアフリー

マンションであれば、エレベーターも完備されていますし、家の中では階段を使いません。

段差も少ないため、体力がない高齢者や車いすの方にも優しいですね。

 

 

 

Point. 資産面

 

 

≪分譲戸建ての場合の資産価値≫

土地と建物の所有者が同じであるため、建物が老朽化しても容易に建て替えやリフォームをすることが出来ます。

木造の戸建住宅である場合、経年による建物の価格下落は激しくなりますが、

たとえ資産価値がなくなっても土地の資産価値が下がることにはならないため、

一定の資産価値を保ち続けることが出来ます。

ただ、土地と建物をセットで売りに出すため、売却価格が高くなり、売れるまでに時間がかかることもあります。

 

≪分譲マンションの場合の資産価値≫

一戸当たりの所有土地価格がわずかなものであるため、建物の老朽化が進むと価値がどんどん下がってしまいます。

資産価値が自分の予想した以上に下がってしまうと、将来的に大きなリスクを背負うことにもなりかねません。

そのため、将来売却することを考えたうえで分譲物件を購入するのであれば、

マンションよりも戸建を選んだ方がリスクは少なくなると思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

比べてみると、考えなくちゃいけないことが色々とありますよね。

戸建にしても、マンションにしても、共にメリットデメリットがありますので、

購入の際には、きちんと下調べをし、ライフプランを立てたうえで、どちらにするか選択をしましょう。