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ドロドロ血を簡単にサラサラ血に変える方法
まずは、血液がどんな役割をしているかご存知ですか?
血液の役割には大きく分けて3つあります。
1つ目は「運搬」
酸素、二酸化炭素のほかに、栄養素、ホルモン、免疫物質の運搬、さらには老廃物を体外に排出する役割を持っています。
2つ目は「生体の防御」
細菌などの異物の除去や、怪我などで出血したときに出血を止める役割があります。
血液には、出血を最小限に抑え、体の血液の量を保ち、生命を維持する働きがあります。
3つ目は「体内循環の維持」
血液には、体内で作られた熱を体全体に広め、体温を調節するなどの、体の中の環境を調整する役割があります。
この役割が上手にできなくなると体に不調をきたします。
食べ過ぎや飲みすぎなどが原因で、血液中の糖質や脂質が増えると血液はドロドロしてきます。
こうした状態を放置していると、動脈硬化の材料を増やしたり、血管をつまらせる原因ともなるので注意が必要です。
では、どのようにすれば、簡単に血液をサラサラにする事ができるのでしょうか?
それは、至って簡単なんです。
食事の際にあるものを取り入れること。
下記のもの以外にもたくさんありますが、今回は代表的なものをご紹介します。
・納豆
・お酢
・梅干し
・青魚
・赤ワイン
・海藻
・かぼちゃ
・ナッツ類 などなど
納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼには、血栓を溶かす強い作用があるといわれています。
つまり、納豆を継続的に食べることで、血管の詰まりを予防することができます。
お酢類や梅干しなどに含まれるクエン酸は、
疲労回復に役立つことで知られていますが、血小板が必要以上に集まるのを防ぐ効用もあります。
青魚(イワシ、サバ、サンマなど)に多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も効果的です。
DHAには血管の弾力性を高めたり、赤血球の柔軟性を向上させる効果があります。
EPAには血栓をつくりにくくして血流をよくする効果があります。
赤ワインやブドウ、緑茶、ココアなどにふくまれているポリフェノール類には、コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。
ただし、飲みすぎはNG。赤ワインの適量は1日グラス2杯程度までに抑えましょう。
コンブやワカメなどのに含まれるアルギン酸は、コレステロールの吸収をさまたげ、体外へ排出する働きがあります。
ビタミン類の中でもビタミンEとCは、抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防になるといわれています。
カボチャやナッツ類に多く含まれるビタミンEは酸化されやすいので、
イチゴ、レモン、サツマイモなどに多くふくまれているビタミンCと一緒にとると効果的です。
こうしてみると、動物性脂肪の多い食品はほとんどありません。
もちろん肉類などは重要なタンパク源ですが、食べるなというわけではありません。
しかし、毎日続けて食べないことなどを心がけましょう。
気にしすぎるのも体に悪いですが、上手にバランス良く食べるようにしましょう。