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工務店の選び方 Part2
前回「工務店の選び方 Part1」でお話しした内容の続きです。
前半戦をまだ見ていない人は、ここからチェックしてみてください
ここから ☞ ≪工務店の選び方 Part1≫
その5.人の話を聞く能力がある
【話し上手=聞き上手】とは限りません
美容院を想像してみてくいださい
まず席に座ると、「今日はどうしますか?」と聞かれます。
「どうしますか?」と聞かれても…と思うことはありませんか
そうではなく、「どういう髪型にするか決まっていますか?」
「それとも何かイメージがありますか?」と聞かれた方が、分かりやすくないですか
ただ聞くだけではなく、相手が答えやすいように、イメージしやすいように質問してくれるかがポイントです
また、聞いた内容をきちんと理解できるかということも重要です
なりたいイメージや雰囲気を伝え、美容師さんも「あぁー!分かりました!」って言っていたのに、出来上がりを見たらガッカリ全く伝わってないなんて経験ありませんか
百歩譲って髪の毛なら時間が経てば伸びますが、マイホームとなると話は別ですよね。
「リビングは何帖くらいほしいですか?」と聞かれるのと、
「リビングではどのように過ごしたいですか?」
「どんなインテリアを置きたいですか?」と聞かれるのでは、想像できることが大きく違いませんか
家は、その人のライフスタイルによって仕様がガラリと変わってくるものです。
そのライフスタイルを無視して家を建てることはできません。
なぜリビングに〇帖いるのか、そこにはライフスタイルが必ずと言っていいほど係わってくるのです。
え、あの時の打ち合わせで言ったじゃないですかということにならない為にも、きちんと内容を理解できる人かどうかも見極めましょう。
その6.常に現場がキレイ
建てている現場というのは、なかなか見る機会がないですが、最近では構造見学会などを行なっている会社も少なくありません
ぜひ積極的に足を運んでみてください
住宅展示場を見に行くより得るものがあると思いますよ
例えば、
・現場にゴミが散らかっていないか
・たばこの吸い殻などが落ちていないか
・現場自体が整理整頓せれているか
・現場の人がキビキビ働いているか
・材料ひとつひとつが丁寧に扱われているか
<自分の家を建てる>という観点からみたら、上の全ては当たり前のことなんですが、それがきちんとできていない会社もあります
特に自社でなく、下請けに任せているところは、残念ながら意識が高い人ばかりではありません
どういう人が、どういう思いで、自分の家を建ててくれるのか
営業だけに気を取られるず、作り手のこともしっかりと見て判断するようにしましょう。
 
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その7.腕のいい職人が自社にいる
工務店の中には、自社で職人を抱えているところと、自社では抱えず下請けに出しているところがあります。
下請けに出すということは、その時だけ依頼すればいいので、その分コストは安く済みます。
しかし、下請けに依頼すると、相手がどんな仕事をしているかは分かりませんし、職人教育を行なうということもできません。
自社で雇っていれば、技術を伝承したり、社員教育をしたりと、様々な指導を直接行なうことが出来ます
また、家を建てて数年経った後、調子が悪いからお願いしたいと思った際に、同じ職人が担当できるという点もかなり大きいです
≪同じ職人が担当するメリット≫
・家を建てる際に責任感が生まれる
・仕様が分かっている為、作業が早い
・出来栄えに差が出にくい
・顔が分かっているから頼みやすい
パンフレット等では判断しにくい点だと思いますので、是非会社を訪れた際に確認して見てください。
その8.社長の人柄をよく見る
業者選びで最も大切なことといっても過言ではないかもしれません。
代表=会社の顔
・どんな状況でも、親身に相談に乗ってくれるかどうか。
・メリットだけを話すのではなく、デメリットもきちんと説明してくれるかどうか。
・利益にかかわらず、様々な提案をしてくれるかどうか。
つまりは、その人を信頼できるかどうかです
営業上がりの社長よりも、現場上がりの社長の方が、商売っ気がなく本音で話し合えるように、個人的には思います(個人的にはですよ。。)
施主様のマイホーム作りを自分のことのように考えてくれる人にお願いしたいですよね。
本来は当然のことなんですが、残念ながらそういう人ばかりではありません
是非とも、実際に話をしてみて、この人ならと思える人を見つけてください