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塩麹の活用方法

 

≪塩麹≫って一時期流行りましたよね照れ
テレビや料理本でも紹介されたり。
でも、ブームが過ぎると、なぜか忘れてしまうものですよね。。。ぐすん

 

実は先日、お肉屋さんで塩麹に漬けた豚肉が売っていたので、買ってみたんですサイフ
そんなに期待していなかったんですが、食べてみて驚き!!

塩麹に漬けただけで、こんなにも旨味が出るのかっびっくり

大げさでしょ!?と思うかもしれませんが、結構驚きますよ。

 

トンカツにするようなお肉に、塩麹を塗って、サランラップで包み、寝かせただけ。
たったこれだけで、格段に違います。
柔らかくなる…というよりは、旨味が出るという印象ニコ

 

 

では、≪塩麹≫の効果とは??

 

塩麹とは、その名の通り、【塩】と【麹】でできています。
お米の麹に、水と塩を混ぜて発酵させて作ります。

麴菌から発生した酵素がタンパク質やでんぷんを分解することで、旨味のもとである「アミノ酸」が生まれますキラキラ

そして旨味が増すだけでなく、健康や美容に良いとされる栄養成分がたくさん含まれていますキラキラ

 

 

まずは、ビタミンB群
ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・葉酸など

 

ビタミンB1は、疲労回復の効果があり、また、神経機能を正常に保つ効果もあります。

ビタミンB2は、細胞の再生を助けて成長を促し、健康な髪や肌をつくり、口や目のなどの粘膜を保護してくれます。

またビタミンB6と一緒に摂ると肌の再生力が アップして美肌効果が高まるため、ビタミンB2とB6の両方を豊富に含んでいる塩麹を食べると美容効果が期待できます。

 

 

次に、コウジ酸

麹菌を培養して作られる成分で、コウジ菌がメラニンの生成を制御することが分かっていますおねがい

 

 

次に、ペプチド

アミノ酸が数個つながった構造を持つ成分で、血圧を安定させる役割があります。

必須アミノ酸が脂肪を分解し、ドロドロした血液になるのを防ぐ役割があります。

このペプチドは、身体に活力を与えるのが基本ですが、その他にも疲労回復や血圧低下、免疫力向上、美肌や代謝活性化など、多くの効果が期待されています。

 

 

α‐エチルグルコシド(α‐GC)

短時間で速効性のある水分保持機能がある他、真皮内で保湿効果が高いコラーゲンの生産量を増やすとされています。

どちらも美肌には欠かせませんラブ

 

 

では、どのように食せば良いのでしょう??

 

麹の効果を最大限に生かしたいのであれば、生で食べるべきですニコニコ
サラダにかけたり、お豆腐にかけたり、塩の代わりに使ったり

ただし、塩麹は塩分が多く含まれているため、出来るだけキノコや海藻などと一緒に食べるようにしましょうウインク

キノコや海藻に含まれるカリウムが塩分の排出を促してくれます。

 

美味しく食べるということであれば、焼いて食べても、もちろんOKです照れ
ただ、焼く際は焦げないように弱火で!!

 

 

では、どうやって作るの??

 

市販の塩麹でもいいですが、多くは殺菌処理がされているため、オススメはできませんショボーン

殺菌処理をしてしまうと、塩麹の魅力である「プロテアーゼ」の働きがなくなってしまいますタラー
そのため、市販のものを購入する際は、生の塩麹を選ぶようにしましょう!!

 

自分で作る際は、下記の材料のみ

・米麹 200g
・塩 50~60g
・水 400ml

 

①殺菌消毒した容器に、麹と塩を入れて、手でもみ込むように混ぜ合わせます。
②50度前後に温めたお湯を入れて、再度混ぜ合わせます。

③容器の蓋を完全には閉めず、一ヵ所開けて、そのまま常温で置いておく。
発酵するため、密閉せずに空気の通り道を作っておきましょう。

④二日目からは、1日1回混ぜましょう。
⑤1週間くらいすると、完成です。
(夏場はもう少し早く完成するかと)

 

 

ヨーグルトメーカーで作る場合は
・米麹 200g
・塩 50~60g
・水 250ml

 

①殺菌消毒した本体容器に、麹と塩を入れて、手でもみ込むように混ぜ合わせます。
②次に、水を入れてかき混ぜます。
③最後に、55度で6時間セットすれば完成。

④出来上がったら、消毒済みのガラス容器などに移して冷蔵保存

 

お肉に漬けこむだけでなく、お味噌汁などに入れたりしてもおいしいですよキラキラ
暑い季節には、レモンを混ぜて、塩麹レモンとかにしても、良いかもしれませんね照れ