ブログ
工務店の選び方 Part1
前回「≪信頼≫とは何か」の中で、家を建てる上での【信頼】とはというお話をしましたが、今回はその続きです
『≪信頼≫できる人に自分の家の建築をお願いするとは、どうゆうことなのか』というのは分かりましたよね。
では、≪信頼≫できる人を見つけるには、どのようにしたらよいのでしょうか
≪工務店選びのポイント≫
その1.特徴の異なる工務店を調べる
一言に【工務店】といっても、あらゆる種類の工務店があります。
ハウスメーカーに近い工務店、大工中心の工務店、設計重視の工務店、コスト重視の工務店、自然素材重視の工務店、職人の質を重視した工務店など、重要視している点が異なります
つまり、あなたがその工務店に何を望んでいるかによって、選ぶ工務店が変わってきます
何を一番に望むのかを決めたうえで、工務店それぞれの特徴をリサーチしてみましょう。
その際、情報発信をあまりしていない工務店も調べるようにしましょう
住宅展示場がなく、広告宣伝はせず、見学会を開いたこともなければ営業マンもいないという工務店が多くあります
今やネット社会なので、皆さんネットで検索し、ネットの口コミやHPを参考にしがちですが、
HPがないところもたくさんあります。
基本的にそういった工務店は、古くからその土地で商いをしており、評判の良し悪しは噂で広まり、人伝えに評判を聞いた人が、またその工務店に仕事を依頼し、その人がまた誰かに評判を話し…というような流れで商売をしています。
是非ともネットだけでなく、生の口コミも集めるようにしてみてください。(現在ではなかなか難しいかもしれませんが…)
その2.住宅展示場を見ただけで決めない
皆さん依頼する会社を決める際、まず住宅展示場を見に行きませんか
総合住宅展示場などに行って、うわぁ~立派な家と思ったことはないですか
かなり大きな土地にドーンと立派なものが建っていますよね。
つまり規模が大きすぎるのがデメリットです。
また、住宅展示場は見せることを前提に作っているため、メリットしか見えないようになっています
使用する設備に関しても、かなり上のものを使用している場合もあるため、あまり参考にはなりません。
・規模が大きすぎてリアリティに欠ける
・デメリットが見えない
・設備がハイスペックすぎてイメージが湧かない
(※展示場のイメージでいざ見積もりを取ると、大変な金額になってしまう)
その3.比較する際は同じ条件で比較する
たくさん見積もりを取りたくなる気持ちはよくわかりますが、多く取ったところで正確な判断はできません
使用する基礎の施工方法、土台の材料、床材、クロス、キッチン・洗面所・お風呂場などの住設機器など、会社によって大きく異なります
使用する材料や施工方法が違えば、当然見積もりも変わってきます。
その部分全てを同じ条件にして見積もりを取るなら意味があると思いますが、無駄に多く見積もりを出しても、逆に迷う材料にしかなりません。
前回のブログでもお伝えしましたが、≪信頼≫できるかどうかは、そこじゃないですよね。
使用する材料や施工方法をきちんと説明してくれるかどうか。
説明とはメリットだけを語るのではなく、デメリットもきちんと話したうえで、お客様に決めていただく。
そのスタンスがあるかどうか。
見積もりの金額だけでは、決して≪信頼≫という言葉は出てきませんよね。
そこに行きつくまでの過程や、そのあとの説明、真摯な対応、細やかな気遣いなど、その人や企業の人柄を大切にしてください。
その4.自社施工である
家は建てて終わりではないですよね
その後、家があり続ける以上、お付き合いは続きます。
工務店の中には、すべての仕事を下請けに丸投げして、自分のところでは一切施工しないという所もあります
そうなると、人間の心理として、責任感が薄れ、自分の仕事ではないと他人ごとになります
そんな無責任なところに、マイホームの依頼はできませんよね。
その8.までありますが、
長くなってしまうので、続きは次回に