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家具選びのポイント
戸建て住宅を建てるにあたり、間取りを考えるのと並行して大体のレイアウトはイメージしますよね
ですが、いざソファーや机などを選ぼうと思っても、結構悩みますよね
家具屋さんなどで見たときには、すごく良い色だったり、理想的な大きさだと思ったりしても、実際部屋に置いてみると、照明の関係でくすんで見えたり、思いの外大きくて動線が確保できなかったりということが結構あるみたいです
戸建ての家具選びともなると、結構大物を買いそろえることになるため、万が一その家具選びに失敗してしまうと、かなり大きな出費になります
買った後に後悔しないためにも、事前にポイントを押さえておきましょう
では、具体的にどのようなことに注意して購入すればよいのでしょう
≪ソファー編≫
その① サイズ
まずは部屋のサイズを測ることから始めましょう
一番大切なことは、部屋のスペースとのバランスがよいサイズを知ることです
そのために、まずはお部屋のサイズを正確に測ってみましょう
お部屋全体のサイズを測ったら、
具体的にイメージしやすいよう、図を描いてシミュレーションしてみてくださいその② 納期
十分に時間がある場合は問題ないですが、もし急いでいるのならきちんと確認しましょう
完成品の在庫とオーダー品とでは、手元に届くまでの時間に大きな差があります。
倉庫などにストックされている在庫は約1週間ほどで届くことが多いですが、
張地の革や布が選べるパターンオーダータイプだと約3~4週間ほどかかる場合があります。
また、こだわりが強い方だと海外から取り寄せる場合もあるかと思いますので、
できるだけ時間に余裕をもって選びましょう
その③ 形
どのような用途で使いたいかによって、チョイスする形が変わります。
ソファーと一言で言っても、様々な形があります
●背もたれと肘掛けの高さが同じ
寝ころぶにはちょっと窮屈だけど、肘掛けを背もたれがわりにして座ることもできます
●肘掛けが背もたれよりも低い
肘掛けを枕代わりにして横にもなれるので、かなりのリラックス感を味わえます
●肘掛けがないタイプ
場所をとらないので、小さなスペースでも壁につけたりしてコンパクトに置くことができます
●L字型のコーナーソファー
かなり場所を取りますが、家族でくつろぐことが出来ます。
ホームパーティなどでも活躍します
その④ 張り地
革張りか布張りかは、暮らし方に合わせて選びましょう
どちらを選ぶにしても、メリットとデメリットがありますので、良し悪しをしっかり理解したうえで選びましょう。
まずは、革張りの場合
≪メリット≫
①使えば使うほど味わいが出てくる
お財布などもそうですが、使い込めば色が濃くなってきますし、艶が出てきます。
使う人の色に染まっていくというのが大きな特徴です②なめし技術が進歩したことで質感がよくなり、色のバリエーションも豊富です。
≪デメリット≫
①しっとりとした上質なものほど、お手入れも念入りに行う必要があります。
②湿気や乾燥、高温に弱い為、直射日光が当たる場所に置かない、暖房が当たるところには置かないなどの注意が必要です。
逆に、布張りの場合
≪メリット≫
①生地の色柄だけでなく、テクスチャーも種類が多いため、選択肢がとても広がります。
②カバータイプであれば、取り外して洗濯ができたり、新しいものに交換することができ、お子さんがいらっしゃる家庭などは、あまり汚れを気にすることなく使用できます。
≪デメリット≫
①洗濯してもなかなか汚れが落ちにくく、シミになりやすいです。
②ホコリなどを吸着しやすいため、不衛生にしておくとカビやダニが発生する恐れがあります。
このような特徴を踏まえたうえで、家族構成やライフスタイルに合わせて選びましょう
最後、その⑤は座り心地
一番大切なポイントですよね。
いくらデザインが気に入っていても、座り心地が悪くては意味がありません
しかし店頭で座って確かめたときは良いと思って買ったのに、実際家に帰ってから使ってみると、なんだかイマイチフィットしない…。
なんていう経験はありませんか
そうならない為にも、是非店頭でも家でくつろいでいるような姿勢で試してみてください
また、ジャケットやコートなど普段家で身に着けないものは、極力脱いでラクチンな格好で試すことをオススメします
≪ラグ編≫
続いては、これまた地味に選び方が分からないラグです。
部屋の印象を大きく変えるラグ選びは、かなり重要です。
まず初めに、ラグはデザインだけではなく、役割も非常に重要だということにお気づきでしょうか
●その場所を何人で利用するのか
●床に座るのか、それともソファーに座るのか
●どんな家具を置くのか
●どのくらいの広さで使うのかライフスタイルによって、大きさや素材も変わります
まずは、どのシチュエーションで使用するのかを考えましょう
フロアライフ
このタイプの場合は、ソファーの下にラグを完全に敷き込み、さらにテーブルの周りにも座れるように余裕を持たせている為、そのスペースも加味してサイズを測りましょう。
ソファライフ
このタイプの場合は、ソファ中心であればテーブルの下に敷くタイプのコンパクトなサイズで大丈夫です。
ただし、全体のバランスを考えるとソファの幅サイズに揃えた方がよいです。
ゾーニング
このタイプの場合は、リビングダイニングの一角に、ラグとソファ、テーブルを置くことで広い空間をつくることが出来ます。
リビングはもちろんですが、ダイニングも出来ればラグを敷いた方が良いです。
椅子を引いたときの音を防ぐだけでなく、床のキズ防止にもなります。
食べこぼしなどの汚れ防止としても便利です。
また、テクスチャーはあまり厚みのないループや平織りのタイプが良いそうです。
テーブルの周りには、ダイニングチェアを引くことを考えて、