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整理収納アドバイザーから学ぶ、散らからないテクニックとは…
こんにちは
先週は、豆まきしましたか
私は恵方巻をムシャムシャ
綺麗に平らげました
さて今回は、整理収納アドバイザーが教える、片づけテクニック
実は、わたくし整理収納アドバイザーという資格を持っているんですね
慌ただしい日常に追われて、ついつい部屋を散らかしていませんか
汚いのは分かっていても、どうしてもやる気が起きない…
どこから手を付けていいのか分からない…
放置しておけばおいただけ、面倒になりますよね
まずは、整理ができない人の思考と行動パターンから見ていきましょう。
人はモノが少なく綺麗な状態のところに生活していると、
それを長く保っておきたいという心理が働きます。
しかし、汚いところで生活していると、さらに汚くなっていくのは時間の問題です。
一度汚くなると、諦めが生まれ、どんどん汚くなっていきます。
そもそも、整理ができない理由の一つとして、『モノが多い』ことが挙げられます。
その原因は、所有欲が働いてしまう、お得感に弱い、
いつか使うかもというもったいない精神、捨て方が分からないなど様々。
私も、特売の日になると、ついつい余分に買ってしまいます。
特に洗剤やキッチンペーパーなど、常日頃から使うものは、できるだけ安く…と思い、
まだストックがあるにも拘らず、オーバーバイイングしてしまいます
しかし、ただ単にモノが多い=散らかるということではありません。
違いが生まれる理由は、そのモノの中から『不必要なモノ』を取り除けるかどうかです
≪片づけ上手になるためのポイント≫
まずは、モノを分類します
このように、ごちゃごちゃになっているモノを、同じカテゴリーごとに分類します。
同じカテゴリーに分類することで、同じ量のものでもスッキリしますよね。
そして、これの素晴らしいところは、
そのカテゴリーの中に違うものが入ると、一目で分かるということです。
一目瞭然の環境を作ってあげることで、人はその環境を維持しようとします。
ここでいうカテゴリーとは、4つの領域のことを指します。
①アクティブ領域
②スタンバイ領域
③プロパティ領域
④スクラップ領域
①のアクティブ領域とは、人とモノとの関係が最も活性化している領域のこと
要は、常日頃使うものですね。
②のスタンバイ領域とは、モノがすぐに活かされるように待機している領域のこと
③のプロパティ領域とは、すぐにモノが活かされる状態にない所有しているだけの領域のこと
④のスクラップ領域とは、モノが活かされる状態になく、廃棄を待つのみの領域のこと
モノとの関係は、この4つの領域で表すことができます。
アクティブ領域の割合を一番多くして、
②③④と順々に割合を少なくするとバランスが良いです。
洋服などもそうですが、基本的に1年使わなかったモノは、
これから先も使うことはないと思ってください。
『いつか使うかも…』は禁物です
春夏秋冬、一度も必要にならなかった、思い出しもしなかったものは、
もったいないと思わず、思い切って④のスクラップ領域へ
常に使うものではないけど、使用頻度が高いものは、③のスタンバイ領域へ
例えば、毎日会社に着ていく服は①のアクティブ領域だけど、
休日着る服は②のスタンバイ領域といった感じがイメージしやすいかもしれません。
子供の運動会や催しなど、年に数回、または毎年必ず使うものは、③のプロパティ領域へ
領域別に分けたら、最後は収納場所です
これも非常に大切ですよ。
人は取りやすいところから取りますし、目に入ったものは認識されやすいですよね。
つまり、収納の高さがカギを握っているんです
アクティブ領域のモノ→中段
スタンバイ領域のモノ→下段
プロパティ領域のモノ→上段
なんとなくイメージできますよね
確かに真ん中にあれば目が届くし、手も届きやすいです。
逆に、上段は何があるか覗かないと見えないため、億劫でそのうち見なくなります。
このように、日ごろからモノとの関係、自身の行動を意識することが大切です。
最後に…
カテゴリー分類をし、収納するまでは、たった一日のやる気で出来ます。
難しいのは、それを維持すること。
『継続は力なり』と、昔の人は良く言ったものですね。
綺麗を維持するのに必要なポイントは、たった一つ
『使ったら、あった場所に必ず戻す』
これさえ守れれば、あとは楽ちんです
まずは、カテゴリーごとに分けてみることから始めてください