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子供でもなる「スマホ老眼」 ~7つの対策~
最近、20代・30代のあいだでも、「手元が見えにくい」「夕方になると物が見えづらい」などと言った老眼のような症状に悩む人が増えています。
この症状は、スマートフォンなどの携帯情報端末を長時間使用することで起こるため「スマホ老眼」と呼ばれています。
加齢による老眼と同様、目のピント調節がスムーズにできないことにより起こります。
ただし、加齢による老眼と異なり、若い世代に見られるスマホ老眼の場合、
症状は一時的なことが多く、疲れ度合いによって視力が安定しないことも特徴の一つだそうです。
視力1.2の人が2時間スマホを見続けた後、再度視力を測ると、1.0にまで下がっていたという事例もあるそうです。
知らぬ間にスマホ老眼になっているかもしれません。
あなたもスマホ老眼かどうかチェックしてみてください。
《スマホ老眼チェック》
□スマホなどの小さい文字が見づらい時がある
□スマホを使用した後、遠くを見るとぼやける
□広間に比べ、夕方は物が見えづらい時がある
□スマホを片方の目で見ている時がある
□目の焦点が合いづらい
□目が乾きやすい、ショボショボする
□スマホ画面を見た時、ピントが合いづらく眼鏡を外してしまう
このチェックで、一つでも当てはまっていた場合は、スマホ老眼の疑いがあるそうです。
スマホやパソコンなどのディスプレイを使った作業によって現れる身体の不調をVDT症候群といいます。
長時間のスマホ利用は、目だけでなく、心身に影響を及ぼす危険性があります。
■身体への症状
目の痛み、視力低下、肩こり、首や肩、背中の痛み、手足のしびれなど
■精神への症状
イライラ、不安感、不眠症、無気力、食欲不振、疲労感抑うつ症状など
では、スマホ老眼を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
①十分な睡眠をとる
きちんと睡眠をとることが最も大切です。
目の上や首の後ろを温めたり、肩甲骨と肩関節を回したり、血行を良くすることも効果的です。
②こまめにスマホ休憩
仕事でパソコンを使用しなくてはならないなど、長時間の使用を要される場合は、時間を区切って休みながら使用するよう心がけましょう。
③年齢・視力問わず眼鏡を
近くを見る時は度数の軽い老眼鏡を使用するなど、目に調整力の負担を減らすのが良いそうです。
近くも楽に見れて自然と調整力の負担を軽減できる眼鏡などが便利のようです。
④疲れ目で眼鏡を作るのはNG
疲れ目の状態で眼鏡を作ってしまうと健常時の目の視力と差が出てしまい、過矯正になりやすくなってしまいます。
コンディションが良い時に作るようにしましょう。
⑤ブルーライト眼鏡
スマホを見る距離では、必ず目に入ってしまうブルーライトの刺激。
スマホ利用率が増加している昨今、高度近視による様々な影響が増えていることを考えると、ブルーライトかッとの眼鏡を着用した方が良いでしょう。
眼鏡やさんでも販売しており、手ごろに購入することが出来ます。
⑥表情にも影響
スマホを凝視することで、眉間に縦シワができてしまう恐れが。
また、スマホ利用時は瞬きが普段の1/3に減るといわれており、充血した目になりがちです。
⑦疲れを感じたら目の周りを温める
温めることで血行が良くなり、毛様体筋の緊張をほぐすことができるためおススメです。
⑧スマホとの距離を保つ
40cm離した状態でスマホを見るように心がけましょう。