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知らないと損‼ 防災対策で一番必要なこと

防災対策、完璧ですか?

 

我が家はバッチリ‼

と胸を張って答えられる人は何人いるでしょうか。

 

9月1日は「防災の日」

この日になった理由は様々ありますが、一つは大正12年9月1日に関東大震災が発生したこと。

また、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められているそうです。

 

最近、今までにないクラスの災害が各地で発生しています。

 

今まで大丈夫だったから、、、

うちは大丈夫、、、

警報なんていつも結局大したことないじゃん、、、

 

という甘い気持ちが命取りになります。

 

「備えあれば患いなし」ということわざがあるように、きちんと事前準備しておくことが大切です。

防災の日を機に、今一度見直してみましょう!!

 

 

≪防災対策って何をすればいいの?≫

 

事前準備と事前学習

この二つを掛け合わせることが大切です。

 

いくらグッズを準備していても、知識がなければグッズを使う前に命を落としてしまうこともあります。

 

 

さて、「事前準備」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

非常用リュック

懐中電灯・手袋・水・非常食・ライター・ヘルメット・給水バッグ・カイロ・ローソク・サバイバルナイフ・新聞紙

充電器・救急セット・ガムテープ・サランラップ・ツナ缶・アルミブランケット・簡易トイレ・アルコール消毒液

レジャーシート・レインコート・乾電池・乾電池式ラジオ・お菓子・トイレットペーパー・小銭・マジック・歯ブラシ

紙皿・紙コップ・割りばし

 

文字だけ見ると、かなり多いですよね。

非常用リュック一式で買った方は、必要なものはその中に入っているはずです。

しかし、それだけでは不自由なこともあるようで…

 

リュックの中身で赤文字になっているものは、「熊本地震の際、あって便利だったもの」だそうです。

実際に避難所などで生活する際に必要になるものや、心を癒してくれるものですね。

 

 

②管理

非常用リュックを買って、安心していませんか?

買って終わり!ではありません。

一番大切なのは、避難した際に役に立つリュックかどうかということです。

非常食・水・お菓子などの賞味期限は大丈夫ですか。

案外月日が経つのは早いもので、あっという間に期限が過ぎているものです。

 

年に一度、防災の意識を高めるためにも、

家族でリュックの中身を確認し、常に使える状態にしておきましょう。

 

 

③導線の確保

地震・風災・水災、何が起こるか分かりません。

災害にあった際。何を最優先にすべきか、家族で話し合っていますか?

 

地震の場合、風災の場合、水災の場合、火災の場合、優先するべき行動が異なります。

靴を履いて外に避難するのか、4面壁に覆われている場所に避難するのか、2階に避難するのか。

 

一瞬の判断が命取りになります。

避難の方法、避難場所、連絡の取り方など、ご家族できちんと確認をしましょう。

 

 

④避難所生活

避難所での生活を余儀なくされる場合、何が必要か今一度家族で話し合っておきましょう。

最近では、避難所のプライバシーなどが配慮されるようになってきましたが、

それでもやはり完璧とは言えません。

 

また、避難所で生活するのが嫌なため、車で生活している方もいらっしゃいましたよね。

もし、車での避難を考えているようであれば、普段から非常用グッズを積んでおく必要があります。

 

非常食、水、トイレットペーパー、ティッシュ、やかん、ガスコンロ、ガスボンベ、紙コップ、割りばし、紙皿、

サランラップ、簡易トイレ、寝袋、クッション、簡易テント、ランタン

その他にも積んでおくべきもの、あると便利なものを相談して入れておきましょう。

 

車での避難の場合、エンジンをかけっぱなしにすることが多くなると思いますので、

基本的にガソリンは満タンにしておくよう、心がけましょう。

 

 

 

では、「事前学習」と聞いて何をイメージしますか?

 

 

①自宅・勤務先・学校などのハザードマップを確認する

普段ご自身がいる場所が、どれくらい危険な場所なのか。

何に気をつけなければいけないのか。

現状を知ることはとても大切なことです。

もし、水災が最も危険なら、大雨が降った際に早めの対策ができますよね。

災害に対して危機意識を持つことが重要です。

 

 

②帰宅支援マップ

災害、特に地震が起きた場合に、勤務先から歩いて帰るにはどうしたらよいのか。

普段電車通勤されている方、車通勤されている方は、震災時歩いて帰らなければなりません。

その際、どの道を通っていけば帰れるのか、ご存知ですか?

ハザードマップと帰宅支援マップを照らし合わせ、どの道を通るのが最良か、

確認しておく必要があります。

 

忙しくてなかなか難しいかもしれませんが、実際に一度その道を歩いてみることをお勧めします。

実際に歩くことで、危険な箇所、トイレの場所、必要なものなど、マップだけでは分からないことも発見できます。

 

全てを一度にやろうとすると大変ですが、まず出来ることから一つずつ準備してみましょう。

家族で手分けして準備してもいいですよね。

 

非常用リュックを準備した際、見落としがちなのが、保管場所です。

押入れの奥にしまってはダメですよ‼

直ぐに背負って逃げれるように、ベッドの横など手の届くところに置いておきましょう。