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気をつけていますか?BBQでの食中毒

皆さん、お盆休みを満喫されてましたか?

お休みというのはあっという間に終わってしまうものですね(>_<)

まだまだ暑い日は続きますが、今日はそんな時期に気をつけていただきたい食中毒についてお話したいと思います。

夏といえば・・・BBQ!(*^-^*)

海外では冬にBBQをするのが主流だそうです。寒い時期にBBQをやって暖まろうということではないでしょうか?

一方、日本ではなぜか真夏の暑い時期にBBQをすることが多いです!

それが醍醐味のようになっていますが…

そのために、より一層食材の保管方法や調理方法を気をつけなくてはなりません。

気をつけること・・・

①食材の保管

屋外に食材を持ち出すときはクーラーボックスに入れたりして気をつけていると思います。

食材を冷やして保管することは大切です。食材の温度が上がると、たちまち殺菌(病原体)が増殖します。

食材は調理直前まで低温で保管しましょう。

②こまめに手を洗う

手洗は食中毒予防の基本です。

屋外だと、手を洗う場所が遠かったり、なかったりとついつい洗わずに済ませてしまいがちですが絶対にNGです。

このようなタンクを用意しておくと、蛇口をひねれば水が出てくるのでとっても便利なおすすめアイテムです。

③生の食材と調理済みの食品はしっかりと分ける

生のお肉や魚介類をのせていたお皿は洗剤でしっかり洗わないと、他の食品をのせることはできません。

生ものをのせたお皿は、紙皿ならすぐに処分したり、他のものをのせないようにしっかりと管理しましょう。

また、トングやお箸の使いまわしもとっても危険です!!

生の食材を扱ったトングと焼けたものを取り分けるトングは皆さん、しっかりと分けていますか?

生の食材を扱ったトングに知らず知らずのうちに細菌(病原体)が付着していた・・・

それをそのまま焼けた食材を取り分けるのに使ってしまったら。

食中毒の原因になる可能性がありますね((+_+))

生の食材を扱うもの、焼きに使うものと食べるときに使うものは分けて使うように徹底しましょう。

④お肉は中までしっかり焼く

細菌(病原体)は熱に弱いものが多いです。

しっかり焼くことによって食中毒を防ぐことができます。

表面は焼けていても、中までしっかりと火が通っていない場合がありまので十分注意しましょう。

食材を切って判断すること、それから中心温度が75℃1分以上であるかなど確認しましょう。

お肉についている食中毒菌

病原体主な動物種主な症状

●腸管出血性大腸菌     牛       潜伏期間3~5日 発熱・腹痛・下痢(水様便、血便)

O157・O26・O111など             重症化すると、溶結性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの合併症が発症する。

●サルモネラ属菌    牛・豚       潜伏期間8~48時間 悪心・嘔吐・腹痛・下痢

鶏・羊       重症化すると、意識障害やけいれん等の中枢神経症状、脱水症状が現れる。

●リステリア・     牛・豚・鶏     潜伏期間数時間~数週間(平均3週間程度) 発熱・頭痛・嘔吐

モノサイトゲネス                重症化すると。意識障害やけいれんなどの中枢神経症状が現れる。

●カンピロバクター   牛・豚       潜伏期間2~5日 下痢(水様便・粘膜便・血便)・腹痛・発熱・嘔吐・悪心

鶏         頭痛・悪寒・倦怠感 重症化すると、脱水症状が現れる。

●E型肝炎ウイルス   豚・猪       潜伏期間15~50日 悪心・食欲不振・腹痛・褐色尿・黄疸

鹿          妊婦では重症化(劇症肝炎に移行)する割合が高い。

O157など、中には亡くなってしまう方もいるような怖い食中毒もあります。

楽しいBBQが最後まで楽しくなるように十分注意してくださいね。