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あなたの家は大丈夫!?シロアリ注意報!

シロアリ

皆さん、シロアリって聞いたことあると思いますが見たことあります?

実はあのゴキブリと同じ分類で、ゴキブリから進化したとも言われているのです(>_<)

ゴキブリと聞くと繁殖力が高く、駆除が大変なイメージがありますね…

そんなゴキブリの仲間のシロアリについてお話しさせていただきます!

 

シロアリは光や人目を避け、暗い土の中や木材の中で働きながら巣の拡大をしています。

一年を通して姿を見せることはないのですが、4月~10月の一定期間だけ姿を見せるのです。

 

 

 

 

シロアリの一つの群れは、

・女王アリ

・羽アリ

・兵隊アリ

・働きアリ

で構成されています。

 

4月~10月姿を見せるのは、この群れの中の羽アリです。

シロアリには多く種類がありますが、種類によって特徴が違うので、

今回は日本の住宅に被害を与えている代表3種類をご紹介します!!

 

 

ヤマトシロアリ

このシロアリによる被害が多いです。

比較的寒さに強い種類で日本中のほとんどの地域に生息しています。

シロアリという名前なのに羽アリはなんと黒いのです!

4月~6月の雨上がりの昼間、その多くは4月下旬~5月下旬の1ヶ月間の日中に

新しい巣作りのために羽アリが発生します。

湿った木材や土を好み乾燥に弱いため、お風呂場や洗面所、キッチンなどの水回りや

床下に結露の出る窓枠部分など、とにかく湿気の多い部分に被害が出ることが多いです。

ただ、2階部分での被害の事例もあります!

雨漏りで湿ってしまった木材に巣を作り、木材をボロボロにしてしまうこともあるのです(◎_◎;)

 

こちらがヤマトシロアリの被害状況です。

 

 

イエシロアリ

寒さに弱く太平洋側の温暖な地域に生息しています。

海岸制沿いの地域での被害が多いです。

色は淡い褐色をしていて、6月~7月の夜に羽アリが発生しています。

蒸し暑い夏の夜に網戸にビッシリ羽アリがいる!!

という状況を見たことある方もいらっしゃるのでは?

湿った木材や土を好み、あちこちの木材へトンネルをつなげて行くため、

大規模な被害を招くこともあります。

また乾燥した木材にも、シロアリ自身が湿った土や水を運ぶので、

乾燥した場所も自分たちの居心地のいい環境に変えてしまうのです(>_<)

温度が30~35℃になると活動速度が倍になるので、短期間で大きな被害を出すことも!!

地球温暖化の影響で被害の拡大が心配されています。

 

 

アメリカカンザイシロアリ

もともとは日本にはいなかったシロアリの種類です。

家具や木材の輸入により日本に入ってきました。

乾燥いた木材の僅かな水分でも生きられるのです。

色は黒褐色でヤマトシロアリと同じような色をしています。

6月~10月の日中に羽アリが発生し、家から家へ飛んで被害を拡げていきます。

他のシロアリと違い、土の中からトンネルを掘ってくるようなことはありません。

羽アリの飛来か輸入した木材や家具の住宅内への搬入から被害が始まります。

 

現在、日本の住宅では主にこの3種類のシロアリの被害があります。

 

このシロアリ達の侵入経路は2パターンあることがわかりますね!

 

①空から羽アリが飛来して侵入

家の中で羽アリを見たり、庭や近くで羽アリの飛んでいる姿を見かけたときは、

知らない間に自宅の中に侵入して巣を作り始めているかも知れません((+_+))

 

②土の中から侵入

いつの間にか土の中から侵入してきたシロアリの被害に遭っているのかも!!

 

シロアリを見かけたときは、もちろんすぐに点検することをお勧めしますが、

シロアリ被害というものは私たちの目に見えないところで起きているものです。

住んでいる住宅の下でシロアリがどんどん家の大切な柱や基礎となる木材を食害しているかもしれません!

 

それに加え、シロアリの被害は木造住宅だけではないのです!!

シロアリは強靭なあごを持っています。

コンクリートでさえも堀り、トンネルを作ってしまうのです!

「ウチは木の家じゃないから大丈夫◎」なんてことはないのです!!

 

とにかく被害が大規模にならないためにも、まず予防!そして早期発見!駆除が大切です。

そして、シロアリ被害を見逃さないためのポイントをご紹介します。

被害の兆候を見つけるポイント

①床のきしみ

床がふかふかと沈むような症状がある場合は要注意です。

②糞

虫の糞を見つけたときは、シロアリの可能性も疑いましょう。

③扉の立て付け

玄関の扉、襖や障子、雨戸など家の中には様々な扉がありますのでチェックしてみてください。

④空洞音

ハンマーなどで床や壁を叩いてみて、空洞音んがしないかがポイントです。

ただし、叩きすぎて凹ませないよう注意です!

⑤羽アリの発見

家の中や周辺で羽アリを見つけたり、羽が落ちていたりしたら要注意です。

 

気になる症状がある場合は、信頼できる業者に床下の点検をしてもらうことをオススメします!

ただ、シロアリの悪質駆除業者もたくさんあるので、信頼できる業者にお願いすることが一番です。

もちろん弊社、大塚工務店でも対応いたしますので、お気軽にご相談くださいね。

まずは今この時期、羽アリは姿を現します!!

注意してチェックしてみてくださいね。