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金メダル、中身は銀でできている?
平昌五輪も残すところ数日となりましたが、皆さんも今回のオリンピックを楽しんでいますか?
アスリート達の一挙手一投足が我々を熱狂の渦へと巻き込んで、数々の感動が届いていますね。
当初は日本選手のメダル獲得がなかなか出来ず、気をもみましたねぇ。
しかし、気づけば過去最多にならぶ獲得数になっていてビックリです。
そしてメダルと言えば、デザインも楽しみの一つです。
今回の平昌五輪のメダルは韓国語のハングル文字がモチーフとなっており、
アスリートの情熱と努力を意味しているデザインだそうです。
画像元:https://www.pyeongchang2018.com/en/medal
表面にはたくさんの線が入っていますが、これは側面に彫られているハングルの延長線だったんです。
それぞれの大会ごとに個性あるデザインが考えられていて、発表には毎回ワクワクします。
ところでこのメダルってどのように作られているか知っていますか?
オリンピックの金メダルは、競技者の純粋な思いを象徴する混じりけのない純金でできています、と言いたいところですが、実はそうではありません。
オリンピック憲章で次のように定められています。
「メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリ、1位及び2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるもの。また、1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(又はメッキ)が施されていなければならない」
という事なのだそうです。
金メダルや銀メダルの価値はどのくらい?
成分や量によりますが、金メダルはおよそ2万円~5万円、銀メダルは1万円前後、銅メダルにいたっては300円程とか・・・。
メダルは開催国が用意するので、その成分なども毎回変わります。
18金(純度750)ぐらいの金が多く使われるようですし、ほとんどは金メッキです。
だから、金メダルと銀メダルの素材の価値としては、6グラムの金の分しか変わらないということなのです。
しかしメダルの価値は価格ではなく名誉です。
努力して、競って、勝った人しか貰えないわけですから。
そしてメダルに手が届かなかった選手にも、競技を終えた時の表情やしぐさ、その過程に私たちは感動し、興奮し、喜び、応援しているんですね。
2020年は東京オリンピック。
どんなメダルが登場するか、どんな感動が得られるのか、今から楽しみですね。
さて、次回は日本建築業界の2020年問題。
気になるお金などについて書いていきたいと思います。