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『本物の木』に触れて、子供の『五感』を育てよう!!
≪先日、藤枝市主催の【子育てフェスタ】に参加させていただきました。≫
私たちがこのフェスタの存在を知ったのは、ちょうど去年の今頃でした。
『木育』の活動を広めるためには、どうしたらよいのか。
そんなことを考えていた時、たまたまこのフェスタの広告をネットで発見しました!
すぐに子育て支援センターへお電話すると…
「本年はもう終了してしまったんです。。」と残念な回答でした。
来年開催する際、是非声をかけてもらいたい!とオファーしたところ…
今年5月に再度ご連絡をいただいました!
まさか、覚えていて本当に連絡をくださるとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったです。
そこから、試行錯誤の3ヶ月が始まりました。
本業は当然のことながら「家を建てること」なので、子供のおもちゃなどあまり作ったことがありません。
どういったおもちゃが子供たちに喜ばれるのか、安全に遊べるのか。
考え抜いた末、やはり昔ながらのおもちゃが一番いいのでは…?という結論に至りました。
昔は当たり前にあった
『木の積み木』『木琴』『木のパズル』、そして何にでも遊べる『木のドミノ』
これらを作ることに!
忙しい中、合間をみてコツコツ作業を進めていきました。
音を合わせるために何回も削りながら調整をし、木琴が完成したのは、なんと前日!!
前日は期待と不安で、胃がキリキリ( ˘•ω•˘ )
嬉しいことに当日は、天候も良く、多くのお子さんたちが来てくれました。
最初は他のブースと比べると人が少なく…
おや?
今の時代、木のおもちゃは人気がないですか!?
と不安になりましたが、その後多くの子供たちが木のおもちゃで遊んでくれました。
木のおもちゃは、決まった遊び方がないため、子供たちの発想で自由に遊ぶことができます。
また、木にはぬくもりがあり、肌触りもザラザラしているものや、逆につるつるしているものもあります。
その木に触れることで、子供たちの五感は刺激され、よりよい成長につながります。
その効果は、親御さんたちが驚くほど!!Σ(・ω・ノ)ノ!
積み木やドミノで遊ぶ我が子を見て、
「うちの子って、実はこんなに集中力があったの?」
「家ではこんなにじっとしていることないのに…」
と嬉しいお言葉を漏らしていました。
積み木やドミノから香る檜の香り、手から伝わる木そのものの柔らかさ・ぬくもり、ルールに捉われない遊び方。
そういったものが、子供たちに集中力や発想力を与えるのかもしれません。
そして、子供たちだけでなく、お父さんやお母さんも一緒になって集中していました。
ゲーム機やスマホが一家に一台あると言っても過言ではないこの時代に、
木ひとつでこんなにも家族一緒に楽しめるのか!と驚きました。
普段忙しくてなかなか一緒に遊べない親御さんも、今回の子育てフェスタを通りして、
じっくり親子のコミュニケーションが取れたような気がします。
前日に完成した木琴も好評でした。
誰かが木琴を叩くと、その音色に引き寄せられるように、また誰かがやってきます|ω・)
音ってすごい力を持っていますよね。
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.02ほど。
しかし聴力は、なんとお腹の中にいる28週頃から聞こえています!!
それだけ耳から入ってくる情報というのは重要なんですね。
上手く弾けない子でも、『自分が叩く=音が出る』という現象が面白くて仕方ないようです。
あまりにもいい笑顔をするため、お母さんたちはシャッターチャンスを逃すまいと、たくさんの写真を撮っていました。
また、「木が奏でる音は独特で、心地よく、とても響きが良いですね。」という嬉しいお声もいただきました。
大塚工務店では、木に触れる活動のことを『KiFuRe』と名付けています。
子供の想像力を刺激し、遊び方を自ら考え出す
そんな素敵な「木のおもちゃ」で、お子さんを遊ばせてみませんか。
私たちも、一人でも多くの子に『KiFuRe』体験をしてもらえたらいいなという思いを込めて活動を行なっています。
またこうした活動の機会がありましたら、ご報告させていただきます。