ブログ
知らないと損をする!?<トマトの正しい食べ方>
夏といえばトマト
そんなイメージがありますよね
最近はテレビなどで取り上げられることが多く、トマト=リコピンは常識になってきましたよね。
リコピンには、抗酸化作用や免疫作用があり、シワやシミの予防など肌ケアにおいて注目されています
ですが、リコピンだけでなく、美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでいるんです
それでは、トマトはいつ、どのように食べるのが良いのでしょうか
●トマトは「朝」食べましょう
体内での栄養成分の消化吸収や代謝には1日のリズム(サーカディアンリズム)が存在し、栄養成分を摂る時間帯によってその吸収効率が異なるとのこと
カゴメ株式会社では、朝・昼・夜のうち、朝にトマトを摂った場合に機能性成分“リコピン”が最も効率的に吸収されることを、ラットを使った試験で明らかにしました。
つまり、同じ「トマトを食べる」でも、朝に食べた方が断然良いということです
●トマトはミキサーなどで粉砕し加熱、油と一緒に摂る
野菜の細胞には強固な細胞壁があり、その中にリコピンなど摂取したい栄養素が入っています
そのため、単にトマトを食べるだけでは効率よくリコピンは摂取できません
ちなみに…よく噛んだとしても、細胞壁を壊すことはできないんです
ミキサーやハンドブレンダーなどで細かく砕き、加熱すると、細胞が壊れて中からリコピンが出てきてくれます。
しかし、うまく体に吸収させるためには油が必要です。
加熱調理する際は、酸化に強いオリーブオイルを使うと、よりよく吸収することができます
●通常のトマトよりプチトマト
トマトはトマトでしょと思いがちですが、実は通常のサイズのトマトよりも、プチトマトの方が、2.5倍ものリコピンが含まれているそうです
その他にも、カルシウムやビタミンA、食物繊維などが、通常のトマトよりも多く含まれています。
●ファイトケミカルが含まれる食材と組み合わせる
抗酸化作用の強いファイトケミカルが含まれる食材を組み合わせましょう
赤ワインに含まれるポリフェノールや、緑茶に含まれるカテキン、ニンジンやカボチャに含まれるカロテンなども、ファイトケミカルの一つです
人間はファイトケミカルを自ら作り出すこと
はできません
しかし、それらを含んだ野菜や果物を食べることで、ファイトケミカルを摂り入れ、抗酸化力や免疫力をアップさせることができます
抗酸化作用の高いファイトケミカルが含まれた食材とトマトを上手く組み合わせて、相乗効果を図りましょう
トマトにはどんな効果があるのでしょうか
●リコピンの抗酸化作用が紫外線によって生じた活性酸素を消去して、夏のだるさ、疲労を取り払ってくれます。
●日焼けによるシミやシワ、赤みを軽減してくれる働きがあります。朝に摂って日焼け予防
●夏は汗とともに体内のミネラルが奪われ、その結果、疲れやすくなったり、血圧が上がったりと体調不良のもとになります。トマトには健康を維持するビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。
●リコピンには血液中の悪玉コレステロール(LDL)が酸化するのを抑制してくれます。アンチエイジングにも効果的
暑さの本番はこれからです
『朝トマト』でこの夏を、元気に、綺麗に、乗り切りましょう