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日本照明工業会によると、住宅や店舗兼用事務所などで蛍光灯ランプの直管型LEDランプが原因の火災が相次いでいるといいます

えLEDで火災

と思うかもしれませんが、実際に火災が発生しています

火災の主な原因は、蛍光灯用照明器具の点灯方式と直管型LEDランプの種別が適合していなかったこと
簡単に言うと、付ける種類を誤ったことによる火災

≪蛍光灯用照明器具の点灯方式≫
・スタータ形（グロースターター）
・ラピッドスタート形
・インバータ形

このうち、住宅では【スタータ形】と【インバータ形】の二種類が主流となります。
オフィスでは、【ラビッドスタート形】と【インバータ形】の二種類が中心です。

通常の蛍光灯の場合は、たとえ種類が違っていても、点灯に時間がかかる程度で、事実上問題はありません
発火する危険性もほとんどないといいます。

しかし、直管型LEDランプの場合、点灯方式の異なる組合せで使用すると、内部の部品に過電圧が加わって過電流が流れ込み、部品が過熱して発火することがあるといいます

な、なんとも恐ろしいですよね

基本的に蛍光灯を買う際、そこまで詳しく見ないですよね
また、最近はLEDも安価になってきたため、照明を変える方も増えてきたことも理由の一つかもしれません。

火元となった蛍光器具は、ガラス管全体が黒くなり、樹脂製のカバーが溶けてしまったそうです
また、内部の電源基盤も焼けていたといいます。

なぜこんな間違いが起きてしまうのでしょう

実は、器具の外見からは点灯方式が分からないんです

えじゃぁどこを見ればってなりますよね

天井に取り付けられた既設器具の銘板を判読する必要があります
一般のご家庭でそこまでチェックするのはなかな難しいですよね

それに加えて、呼称が統一されていない為、記載を見たところで、どの方式のことを言っているのか分からないというケースもあります。

通常の蛍光灯から直管型LEDに変更する場合は、一度専門の業者に見てもらうことをオススメします
どこに聞いたらいいか分からないという方は、まずは家を建てた工務店等に相談してみてください