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『春掃除』で家が長持ち!?
年末に行なう『大掃除』は、日本の風習ですが、
それとは別に、入学や就職、転勤などで荷物の整理や部屋の模様替え、引っ越しなどが多い春に行なう『春掃除』というものが最近流行っているそうです
私は初耳でしたが、皆さんを耳にしたことありますか
確かに春は、新しい学期の始まりですし、会社も4月に人事異動などがあり、フレッシュな風が吹いてきますよね。
環境がフレッシュになるので、気持ちもフレッシュにいきたい!というのはわかる気がします
毎日過ごすお部屋を綺麗にスッキリさせてあげることで、気持ちもスッキリとします。
また、メンタルの面だけでなく、これから迎える梅雨の前に汚れを落としておくことでカビ等も防げるため、『春掃除』はとても理にかなってるのです
「カビ」が特に発生しやすい場所は、水回りです
お風呂場は常に換気をしておかないと黒カビが発生しますし、キッチンはヌメリが出てきます
浴室やキッチンの排水口などに見られるヌメリの正体は、
「カビ」をはじめ、「細菌」「酵母」などです。
浴室では、皮脂汚れやアカ、石鹸カスを栄養に「黒カビ」などが繁殖したもので、
タイル目地や風呂蓋、排水口、壁、天井、ドアなどにも多く見られます。
キッチンのシンクや排水口のヌメリは、
食材のカスや生ごみを栄養とした細菌や酵母など複数の微生物や「カビ」です。
これから始まる梅雨の時期は、温度、湿度も上昇し、絶好の生育環境となります。
カビを繁殖させないために、今のうちから『カビを繁殖させない環境作り』を心掛ける必要があります
≪カビが発生する前に行なうべきこと≫
1.カビの原因となる汚れを取り除く
入浴後、まだ浴室が温かいうちに皮脂やアカなどを洗い流しておく
2.温度を下げて、湿度を低くする
入浴後、水シャワーを浴室全体にかけ、温度を下げる
壁などについた水滴は、水取りワイパーを使い綺麗に拭き取る
この際、椅子などがある場合も同様に水気を取ること
3.換気を行なう
浴室の窓を開けたり、換気扇を回したりして浴室を乾燥させる
≪それでも「カビ」が発生してしまった場合≫
・水やお湯で流しながら歯ブラシなどで擦ると簡単に落ちるものは、水アカやススです
・浴室用洗剤で落ちた場合には、皮脂汚れです
・クレンザーなどを使っても落ちない場合には、「カビ」です
・「カビ」の場合は、カビ取り剤や塩素系漂白剤、アルコールなどを使用して落とします
※カビ取り剤は、表面に汚れがあると浸透しないため、使用する際はあらかじめ汚れを落として、乾燥させた状態で吹きかけましょう
掃除したのにカビの臭いが取れない場合は、バスタブのエプロンを外して見てください
結構水垢などが蓄積している場合が多いです
(※モノによっては取り外せないものもありますので、無理にはがさず、説明書に従ってください)
ちょっと億劫と思わず、今だからこそ行いましょう
こまめにお掃除してあげることで、家の寿命も延びます
マイホームは一生に一度の大きな買い物ですから、
しっかりメンテナンスをして、一日でも長く良い状態を保てるように心がけましょう