ブログ
玄関は『あなたの部屋を印象付ける』
よほど親しいお友達でない限り、プライベートな空間であるリビングへ招くことはないですよね。
ということは、その家のチャイムを鳴らした人の大半は、
玄関の印象でその人の家の印象を決めているということです
つまり、言い換えれば、玄関がゴチャゴチャしていたり、汚かったり、センスがなかったりすると、、、
この人は片づけられないんだぁ、
きっと部屋も汚いんだろうなぁ、
部屋のインテリアもセンスがなさそうだなぁという印象を与えてしまうということ
それって、ものすごく勿体なくないですか
部屋全体を美しくすることは難しくても、『玄関』という限りあるスペースだけなら、
頑張ってみようかなって思えますよね
では、センスがいい玄関というのは、一体どのように違うのでしょうか
まずは、照明
例えば、ちょっと高級なレストランやホテルに行くと、
照明器具が見えないのに、壁や天井が明るく照らされているという空間を目にしますよね
大人のムードがあって、とても素敵ですよね。
これは、
『建築化照明』という手法です
???って感じですよね
建築化照明とは、光源を直接視界に入らない部分に組み込んで間接照明の効果を得ることです。
こんな感じ
この手法では、少しでも光源の存在を感じさせたらNGです
よくあるのは、せっかく見えない部分に光源を隠したのに、天井などに反射して映ってしまうケースです。
『建築化照明』を計画する場合には、あらゆる角度から見て光源が見えないかどうか、念入りにチェックしましょう
決してネタ明かしをしないことが鉄則です
確信をつかず、醸し出すからこそ美しいんです。
光源は主に蛍光灯ですが、縦に並べた場合、つなぎ目のソケット部分で光が途切れてしまいます
そのため、ソケット部分を重ねて並べるか、ソケットがないタイプの蛍光灯(シームレスライン)を使うなど、工夫が必要です。
建築化照明は、平らな天井よりも勾配がある天井で使用すると綺麗に光が広がります
照明の次は、チェスト
玄関を開けたときに、支線を受け止めてくれるものがあると落ち着きます
オシャレな家に行くと、玄関入って真ん前に素敵な絵画や写真があったりしませんか
そう、それも人の心理をうまくついているんです。
これはかなりやり過ぎの玄関で、通常の家ではありえませんが。。。
しかし、絵画や写真などでは実用性に欠けますよね。。
玄関って意外と物が多いんですよね。
すぐ使うから、あれもこれもって。
そうして玄関廻りの棚がごちゃごちゃしていくのです
そこで、ひと味違う個性的なチェストを玄関入った真ん前に置きましょう
出かける際に必要な鍵や小銭、エコバック、ハンコなどをそこに収納しておけば、
玄関廻りはすっきりしますし、必要なものもすぐに取ることが出来ます
忙しい主婦にとっては、まさに一石二鳥のアイテムなんです
レイアウト変更をする際は、是非そんなことも考えながら賢く収納してみてください