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1年半前から新しい屋台の制作に取り掛かっていたり、何か月も前から踊りの稽古をしたり、
池から木製のタイヤを引き上げたり、数か月にわたり梃子棒を磨いたりと。
【藤枝大祭 2016】を終えて…
2016年9月30日(金)~10月2日(日)の3日間、
3年に1度の≪藤枝大祭≫が開催されました
初日は仕事の方も多く、参加している人はまばらでしたが、
土日はものすごい活気にあふれていました
屋台を引きながら町内を練り歩きます。
この3日間でたくさんの屋台に遭遇しました。
ほんの一部ですが、ご紹介しますね
五十海、下伝馬、白子の屋台は、うちの先代が作ったものですが、
一つ一つ雰囲気が全く異なり、間近で見れば見るほどウットリしてしまいます
市部は今回新しく新調した屋台での参加でした。
こちらも職人技が光っています
新たな屋台は総ヒノキ造りで重さ1・5トン
高さ4・4メートル、幅3・1メートル、奥行き4・6メートル
先代屋台の老朽化に伴い、住民が積み立てた約2千万円を充てたそうです
屋台製作は地元業者の増田製材所(同市音羽町)が担当し、試行錯誤を重ねて1年3カ月かけて仕上げたものです。
新しい屋台ともあって、市部の皆さんの気合もひとしおでした
屋台製作は地元業者の増田製材所(同市音羽町)が担当し、試行錯誤を重ねて1年3カ月かけて仕上げたものです。
新しい屋台ともあって、市部の皆さんの気合もひとしおでした
そして、高さ4メートル以上ある屋台の上で華麗なステップを踏むこの方たちにも注目
安全のため命綱は付けていますが…
それでもすごいですよね
この上で踊ったりもするんですよ
また、屋台と屋台がすれ違う、引違いも魅力の一つです
俺が先に通るんだと言わんばかりの男性陣の荒々しさが前面にでた引違いは鳥肌物です
俺が先に通るんだと言わんばかりの男性陣の荒々しさが前面にでた引違いは鳥肌物です
そして3日目は、待ちに待ったフィナーレです
総重量約2.5tほどある屋台の『曳き回し』です。
藤枝大祭の最大の見せ場といっても過言ではありません。
全14区の屋台が順番に交差点へ入り、踊りと曳き回しを披露します。
女性陣の踊りも圧巻です。
今回実際に『藤枝大祭』を肌で体感し、すっかりお祭りっ子になってしまいました
この本番を迎えるまでには、さまざまなドラマがあります
1年半前から新しい屋台の制作に取り掛かっていたり、何か月も前から踊りの稽古をしたり、
池から木製のタイヤを引き上げたり、数か月にわたり梃子棒を磨いたりと。
お祭りに関わる全ての人の想いや努力が一つとなって、初めて今回のような素晴らしい『藤枝大祭』になるわけです。
作り手の想い、使い手の想い、運営する人の想い、地域の想い…
様々な想いを乗せて走る屋台だからこそ、人々はこんなにも魅了されるのかもしれません。
本当に素晴らしいものを見させていただいた3日間でした
職人技のすごさ、屋台を引く人のバイタリティ、梃子棒を揺らす人のエネルギー、踊り子さんたちのしなやかな美しさ、町の人たちの熱気
すべてに感動しました
今から既に3年後が待ち遠しいですね