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『照明器具の上手な選び方 Part2』
こんにちは
お盆休みも終わり、今日から仕事復帰の方も多いんじゃないでしょうか
長期休み後の仕事って、自分のペースを取り戻すまでに結構大変ですよね
夏後半も、暑さに負けず頑張りましょうね
さて、前回はリビング、ダイニング、キッチンの照明についてお話しましたが、
今回は新たな場所を見ていきましょう
まずは、≪和室≫
和室は、照明によって雰囲気が変わります。
どの照明にするかで与える印象がぐんっとよくなりますよ
ペンダントライトを使う場合は、
下からランプが見えないようなデザインのものを選ぶとよいですよ
ダウンライトの場合は、
2台または4台を近接させて中央に配置し、集約感を出す方法もあります。
トリムが木製のダウンライトを使えば、一層雰囲気が出ますよね
床の間に器や花などの立体物を置く場合は、
集光するダウンライトで陰影を出した方が、より強調できます。
続いては、≪寝室≫
寝室は、疲れた体を休める場所です。
低照度・低色温度の光によって熟睡できる環境を作ることが大切です
「メラトニン」という眠りを誘うホルモンは、高照度の白色光下では分泌が抑制されます。
逆に低照度の暖色光では分泌が促進されるということです。
良い眠りを手に入れるためにも、暖色光で調光可能なLED照明がオススメです
安眠のためには、光源が直接目に入ってはなりません。
つまり、直接照明ではなく、間接照明を使うことがポイントです
ダウンライトを使用する場合は、なるべく頭の位置から遠ざけ、
できるだけクローゼットに近づけましょう。
ベッドボードが造作家具の場合は、間接照明や読書灯を設置して、
ホテルみたいなオシャレな雰囲気を演出することもできちゃいます
次は、≪子供部屋≫
子供は床でお絵かきをしたり、寝転んで本を読むなど、どこで遊んでも問題がないように、
部屋全体で十分な明るさを確保する必要があります
子供の成長に合わせて部屋を変えることは難しいですよね。
そこで、小学校入学前と後で分けて考えるといいですよ。
小学校入学前は、床など、どこで本を読んだり遊んだりしても平気なように、
シーリングライトやダウンライトなどを使い、明暗の差が少なくなるようにしましょう。
小学校入学後は、机を使用するようになるため、
タスクライトスタンドとシーリングライトやダウンライトなどを併用しましょう。
LEDタスクライトを使用する場合、調光・調色可能なものを選ぶのがポイントです
最後は、≪クローゼット≫
収納しているものが良く見えるようにすることが一番大切です
色が識別しやすいように、昼間の自然光に近い白色光がオススメです。
また、紫外線や赤外線が出ないLEDを使用すると、色あせの心配もなく安心ですよね
収納物で奥の方が見えにくくなるため、奥まで光が届くように照明器具を配置しましょう
寝室の中のクローゼットの場合は、近い位置にダウンライトを設置して、
扉を開けた時に光が仲間で入るようにしてもいいかもしれません。
用途に合わせて全然違いますよね。
子供の年齢によっても、好みによっても、配置や使用する器具が変わってきます。
ご自身のライフスタイルが将来どのように変化するのか、未来予想をしながら決めていきましょう