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『木の家にはメリットがたくさん』
こんにちは
もうそろそろ夏休みですか
こんな暑い日はプールや海なんていいですね~
でも、日差しが強いので、UVケアを忘れずにしてくださいね
突然ですが…
国土の約7割が森林ということをご存知でしたか
意外と驚きますよね
日本は森の国なんですね。
確かに、言われてみれば器や家具、建築物も木を使ったものが多いですよね
日本の木材を使い、その場所に適した方法で家を建てることはごく自然なことですが、
最近ではその日本の文化も減ってきてしまっているように感じます
日本の文化が衰退していくことは、実に悲しいですね
同じ土地に生まれ育った私たちの体にとって木の家は快適であり、環境負荷も小さい。
なによりも、健康で暮らせるということ
慶應義塾大学の伊香賀俊治教授は、住宅内で使用される木の割合が増し、香りが強くなるほど、
「好ましく感じる」という研究データを発表しています。
また、「木の香りや見た目などは住環境においてもリラックス効果があり、両行な睡眠が得られる」といいます
木材は、加工の自由度が高いので、子育て期から老後まで家族の成長や家族構成、
ライフスタイルの変化に合わせて間取りの変更や増改築もいやすいです。
木造の家は建てて終わりではなく、暮らせば暮らすほど味が出てきます
共に年月を重ね、思い出を共有し、共に年を取っていく。
そんなパートナーに巡り合えるって幸せだと思いませんか
木を重視するのには、理由があります
自然の持つ力ってすごく偉大なんですよ。
≪木が持つ力≫
その1.柔らかい光
木は紫外線を吸収し、温かみのある赤外線を反射する性質があります。
壁や床、家具などに木を使用することで、リラックスした心地よい空間を作り出すことができます。
その2.音を柔らかに
木には適度に音を吸収し、美しく響かせる性質があります。
衝撃音などの耳障りな音を和らげてくれるんです。
内装に木を使うことで、落ち着いた環境を作ることができます。
その3.心地よい空気に
木は呼吸しており、湿度の調整をしてくれます。
そのため、カビやダニの発生を抑制してくれる効果があります。
さらに有害化学物質なども吸着、分解してくれるので、木は天然のエアコンのような役割を果たします。
その4.体になじむ
木は細胞内に多くの空気を含むため、体温が奪われにくく、温もりが長続きします。
また、木のパイプ状の細胞が柔軟に変形するため、クッションのように衝撃を吸収してくれます
そのため、床などを木にすることで、体に負荷がかかりにくくなります。
その5.子供のチカラを引き出す
ハイハイや寝転がるなど、子供は床に触れる機会が多いですよね。
五感が敏感な幼いころから、木の柔らかく温かみのある肌触りや香り、音などに触れることで、いい刺激になるそうです
そのため、幼稚園なども見直されており、木造にするところも出てきているとか。
その6.安心・安全な空間づくり
木が持つ調湿機能や抗菌機能はダニやカビの発生を防ぎ、シックハウスや小児喘息などの
アレルギーの原因を押さえてくれるなど、子供の安全・安心を支えてくれます。
舐めたり転んだりしても安心できますよね。
その7.経年変化を楽しめる
冒頭でもお話ししましたが、木は使えば使うほど味わいが出てきます
共に年月を重ねることで愛着もわいてきます。
また、傷やへこみも、水を含ませてお手入れしてあげることで、傷が和らぎ、
表面をげずれば新品同様に蘇らせることができます。
その8.地域と地球にやさしい
木を使うことで、森の健全な循環のサイクルを取り戻し、森林も農山村地域も元気にできます。
廃材も無駄なく使用することができ、不燃ごみが増えず、地球にやさしいです。
さらに、二酸化炭素を貯蔵している木材をふんだんに使った木の家は、「第二の森」と呼べる
かもしれません
私たちは人間である前に、いち動物なのです
自然環境に近いほうが、体にはいいに決まっています。
本来自然が持っているチカラを、私たちの生活にも取り入れ、質の高い生活を送りましょう
※ここでいう「木」とは、無垢材のことで、集成材は含まない。
※出典:公益社団法人国土緑化推進機構 チビコト