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実は間違っていた!?正しいカーテン選びのポイント

 

まず初めに、「なぜカーテンを付けるのですか?」

 

その役割は6つ

 

《カーテンの役割》

①自然光の調節
カーテンを付けることで、室内に入ってくる自然光の量を調節することができます。
強すぎる日差しをカット。

 

②遮光
日中の光を遮断することで、室内を暗くすることができます。
映画鑑賞をしたり、眠る時には室内を夜と同等の明るさに。

 

③視線
住宅密集地などにおけるプライバシーの保護と防犯
室内から見たくない景色を隠すこともできます。

 

④省エネ効果
外と部屋内にカーテンを1枚挟むことで暑さや寒さを緩和することができます。

 

⑤防音効果
外と部屋内にカーテンを1枚挟むことで音を吸収します。

 

⑥意匠性
カーテンの種類や色柄の選定によって、部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。

 

「インテリアに飽きたな~」と思ったら、模様替えではなく、

カーテンの色を思いっきり変えることで部屋のイメージを大きく変えることができます。

 

 

 

では、カーテンはどのように選べばよいのでしょうか。

 

省エネ目線からいうと、ズバリ「天井から床まで、一つの壁を作るように吊り下げる」のがベストです。

 

 

また、道路側ならしっかりとした厚手、外からの視線が気にならない部屋には薄手といったように、
カーテンを取り付ける部屋や目的を整理しておくとよいでしょう。

 

 

 

採寸の方法も覚えておきましょう

 

カーテンのサイズを決める時は、幅→高さの順で決めていきましょう

 

《幅》
カーテンレールの幅(窓の両サイド+10~15cm)×1.03~1.05
※窓の両サイド+10~15cmはたたみしろ分

 

《高さ》
・腰窓の場合
カーテンレールの下端~窓枠の下端までの高さ+15~20cm

 

・掃き出し窓の場合
カーテンレールの下端~床までの高さ-1~2cm
※レースカーテンもつける場合は、上記の寸法から更に1~2cmを引きましょう。

 

 

 

カラーコーディネートは?

 

《カーテンをメインカラーにする場合》
リビングに置くソファ、寝室のベッドカバーなどと揃えるのが一般的です。
カーテンは面積が広く、部屋の中で占める割合が多いので、

色の持つイメージを考えた上でその部屋に合った色を選ぶようにしましょう。

 

《カーテンをアクセントカラーにする場合》
クッションにもカーテンと同じ色を使うとまとまりのある部屋になります。

 

 

 

その他にも、インテリアを効果的に演出する方法があります。

 

 

《低い天井を高く見せる》
天井から床まで鉛直方向を強調するように吊るすと効果的です。
ただし、カーテンの色が暗いと重く狭い印象に、色が鮮やか過ぎると圧迫感が出ることもあるので、

部屋の広さとのバランスを考えるようにしましょう。

 

《部屋全体を引き締めたい》
窓が大きい、吹き抜けや天井高があるリビングの場合は逆に色柄のはっきりしたカーテンはおすすめです。
カーテンの存在感が際立ち、メリハリのあるかっこいいインテリアになります。

 

《パンチのある部屋に見せる》
色相環で対向の位置にある色を「捕色」、その30度以内の色を「準補色」と呼びますが、
補色の関係にある色を組み合わせることで、色が引き立て合ってインパクトあるコーディネートで、

エネルギッシュなイメージになります。

 

 

 

最後は、カーテンレール

カーテンレールにもいくつか種類がありますよね。

 

《機能レール》
機能レールは機能性重視でレールが目立たないように取り付けるタイプです。
窓をシンプルに演出したい時にぴったりです。
賃貸や分譲マンションで最初からカーテンレールが付いているという場合は、このタイプがほとんどです。

 

《装飾レール》
装飾レールはデザイン性が高く、それ自体がインテリア装飾となるタイプです。
木製や金属製など素材も形も種類が豊富な装飾レールは、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。
また、このタイプはレール自体に重量がある場合もあるので、しっかり支えられる場所に取り付けるように気をつけましょう。

 

 

お部屋の雰囲気に合わせて、カーテンの長さや、色、レールなどを選ぶと、
バランスの良い空間に仕上げることができます。

 

コーディネーターではないので、イメージしながら組み立てていくのはなかなか大変かもしれませんが、
お洋服と一緒でトータルコーディネートをすることが非常に重要です。

 

季節の変わり目だからこそ、新生活の時期だからこそ、
「おしゃれを楽しむ」と思って、一度チャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。